弓道では、弦を引く側の手を「妻手(めて)」または「馬手」と呼びます。
妻手は弦を引くだけの役割ではありません。引分けから会、離れまで射を支える重要な部分です。
妻手とは?
一般的な右手で弦を引く射では、右手側が妻手になります。弽を着け、弦を取り懸けて弓を引きます。
手先だけで引かない
初心者によくあるのが、右手や腕だけを使って弦を引こうとすることです。
手先だけに力が集中すると肩や腕が力みやすくなります。射全体の姿勢や身体の働きと合わせて考えましょう。
妻手で確認したいポイント
- 必要以上に手へ力が入っていないか
- 手首が不自然に曲がっていないか
- 肘とのつながりが崩れていないか
- 会で縮んでいないか
- 離れを手先で作っていないか
離れとの関係
離れの瞬間だけ妻手を操作しようとすると、不自然な離れにつながる場合があります。
引分けから会までの働きを確認し、離れだけを切り離して考えないことが大切です。
まとめ
妻手は「弦を引く手」だけではありません。身体全体とのつながりを意識し、引分けから離れまで一連の流れとして稽古しましょう。
