弓道を再開したい人へ|ブランクがある社会人の始め方と道場探しのポイント

「学生時代に弓道をしていたけれど、社会人になってから何年も弓を引いていない」「また始めたいけれど、いきなり道場へ行って大丈夫だろうか」。

弓道を再開したいと思っても、ブランクが長いほど最初の一歩に迷うものです。

結論からいえば、まず必要なのは新しい弓具を買うことではありません。近くの弓道場を探し、経験年数やブランク期間を伝えて、再開方法を相談するところから始めるのがおすすめです。

弓道はブランクがあっても再開できる

数年、あるいはそれ以上弓を引いていなかったからといって、弓道を最初からやり直さなければならないわけではありません。

ただし、以前と同じ弓力・射数ですぐに稽古できるとも限りません。仕事や生活環境が変われば、筋力や柔軟性、体力も変化しています。

「昔はこれくらい引けた」という感覚より、現在の身体に合わせて少しずつ戻していくことが大切です。

まずは近くの弓道場を探そう

全日本弓道連盟では、弓道を再開したい経験者に対し、全国弓道場マップから自宅や勤務先近くの道場を探し、直接問い合わせる方法を案内しています。

公共の弓道場でも、個人利用の条件や所属団体、利用できる曜日などはそれぞれ異なります。いきなり弓具を持って訪問するのではなく、事前に確認しておくと安心です。

問い合わせ時に伝えたいこと

  • 過去の弓道経験年数
  • 高校・大学・一般など、以前の活動環境
  • 現在の段位
  • ブランク期間
  • 自分の弓具を持っているか
  • 見学や再開を希望していること

「大学まで4年間経験していますが、5年間のブランクがあります」のように具体的に伝えると、道場側も案内しやすくなります。

弓具は再開前に全部買い直さなくていい

久しぶりに弓道を始めるからといって、最初から弓・矢・弽などを一式買い直す必要はありません。

全日本弓道連盟も、初心者用弓具を備えている道場が多いと案内しています。貸出状況は道場によって異なるため、問い合わせ時に確認しましょう。

以前の弓を持っている場合でも、長期間使用していなかった弓や弦などは、使用前に状態を確認することが大切です。

最初から以前と同じ弓力で引かない

ブランク後に気を付けたいのが、「昔と同じように引けるはず」と考えてしまうことです。

射法を覚えていても、身体が同じ状態とは限りません。最初は指導者と相談しながら、無理のない弓力で素引きや巻藁などから確認していくと安心です。

的中を急ぐよりも、胴造り、引分け、会、離れなど基本動作を一つずつ思い出していきましょう。

昔の射を完全に再現しようとしない

学生時代に高い的中率があった人ほど、以前の感覚と現在の射を比較して焦ることがあります。

しかし、ブランク後は生活環境も身体も変わっています。以前の射をそのまま取り戻すことだけを目的にせず、現在の自分に合った射を改めて作っていくと考える方が長く続けやすいでしょう。

社会人だからこそ無理なく続ける

学生弓道との大きな違いは、弓道以外にも仕事や家庭など優先すべきものがあることです。

週に何日も稽古できなくても問題ありません。「毎週1回は道場へ行く」「月に数回でも継続する」など、自分の生活に合わせたペースを見つけましょう。

再開直後から以前の射数や練習量へ戻そうとせず、弓道を生活の中へ少しずつ戻していくことが継続への第一歩です。

まとめ|まずは近くの道場へ相談してみよう

弓道を再開するときに必要なのは、「以前のように引ける状態になってから道場へ行くこと」ではありません。

まず近くの弓道場を探し、自分の経験年数やブランク期間を伝えて相談してみましょう。

弓具や弓力、稽古量は現在の身体と環境に合わせて整えていけば十分です。久しぶりの一射を焦らず楽しむことから、もう一度弓道を始めてみてください。

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