大学弓道の1年間|練習・大会・試合の流れ

大学弓道は1年を通して試合が盛りだくさんです。試合形式もさまざまなのでぜひこの機会に知ってみてください。

主な試合スケジュール

  • 2月〜3月:新人戦
  • 6月:全関東学生弓道選手権大会・全国大学弓道選抜大会
  • 8月:全日本学生弓道選手権大会
  • 9月〜11月:リーグ戦
  • 11月〜12月:王座決定戦・東西対抗戦

試合の内容

新人戦

主にリーグ戦に出場していない選手が出られる試合。男子は6人立ち120射、女子は4人立ち80射で的中数を競う。場所は各大学の弓道場。

全関東学生弓道選手権大会

男子:6人立ち24射、女子:3人立ち12射。予選後にトーナメント戦。場所は日本武道館。個人戦予選は各大学で実施。

全国大学弓道選抜大会

リーグ戦の的中率上位校が出場。男子:5人立ち20射、女子:3人立ち12射。予選後トーナメント戦。個人戦なし。場所は明治神宮。

全日本学生弓道選手権大会(インカレ)

男子:5人立ち20射、女子:3人立ち12射。予選後にトーナメント戦。団体戦の優勝校は王座決定戦に出場できる。開催地は神戸・名古屋・東京の持ち回り(東京では日本武道館)。個人戦予選は各大学で実施。

リーグ戦

大学弓道において最も重視される試合。男子:4人立ち×2組で160射、女子:4人立ち80射。リーグの順位によって入れ替え戦あり。場所は各大学の弓道場。最上位リーグの優勝校は王座決定戦に出場できる。団体の的中率は全国大学弓道選抜大会、個人の的中率は東西対抗戦の選考にも関係。

王座決定戦

男子:5人立ち、女子:3人立ち。トーナメント戦。決勝は1人20射、それ以外は1人12射。場所は伊勢神宮。

東西対抗戦

リーグ戦の的中率上位者による東西対抗戦。10人立ち200射。

その他の主な行事

  • 2月:春合宿
  • 4月:新入部員の勧誘
  • 5月・11月:学生審査
  • 8月:夏合宿

練習試合

大学弓道ではほぼ毎週練習試合があります。試合形式は本番に合わせて変化します。練習試合に出るためには普段の的中数が重要なので日頃の鍛錬が欠かせません。

練習

個人練習は空きコマで行います。高校弓道と違い、時間の自由度が高いのが大学弓道の特徴です。1限の講義を受けた後、2限の時間は練習、3限は講義を受ける、なんてスケジュールも可能です。団体練習は大学によって決められた時間で行われています。

まとめ

いかがでしたか。1年を通して試合や行事があるのでなかなか忙しいですが、その分充実した大学生活を送れることと思います。大学でしか得られない弓道経験を、ぜひ楽しんでください。

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